新刊

ビジネスに効く対話型アート思考 脳が脱皮する美術館 (単行本)

あなたの知らないアートが最強のチームを作る

単行本

対話型アート鑑賞」の可能性に改めて注目が集まっています。「障がい者アート」で私たち自身の「脳が脱皮する」感動を伝えます。

著者 福島 治
ジャンル 経営・ビジネス
教養
出版年月日 2024/02/09
ISBN 9784788719033
判型・ページ数 4-6変・256ページ
定価 2,420円(本体2,200円+税)
在庫 在庫あり

世界のビジネスエリートが、アートの世界に関心を持っていることがしばらく前に話題となりました。
先行き不透明な時代において、論理的思考(サイエンス)を乗り越える創造性開発(クリエイティブ)の観点から「対話型アート鑑賞」の可能性に注目が集まったためです。

その後、知識としての「アートを学ぶ」「アートを鑑賞する」スタイルから一歩踏み出し、
「アートを感じる」ことで、感性、共感力といった非認知能力を高めたり、
これまで常識とされてきた「思考の枠組み」を揺らしたりすることで、多角的な視点を得たり、
多様性を感じることで、自らを変化させていくきっかけとしての「対話型アート鑑賞」にもさらに関心が集まっています。

本書では、フランス・パリのポンピドゥーセンター(国立近代美術館)にも収録された「障がい者アート」の作品等を真ん中に置いた「対話型アート鑑賞」の実際を紙上体験します。
そこでは、私たち自身の「脳が脱皮する」ような感動と、新しい体験を得られることを伝えます。
繊細な感性や、超人的な集中力から生まれる作品の圧倒的な迫力を持つ「障がい者アート」は、VUCAと言われる時代に、新しい価値を生み出す原動力があるとして世界の最先端でも、期待が集まっており、企業の人材育成・研修においても、新たな方法として注目を集めています。
はじめに

障がい者アートを巡る旅/「フクフクプラス」のソーシャルデザイン/障がいのある世界・アート・対話・想像力

第1章  ようこそ『脳が脱皮する美術館』 へ

障がい者施設から世界的アーティストが誕生/妻の死により、私自身が障がい者となる/社会問題を解決する「ビジネスモデル」の構築/フクフクプラス3人の仲間たち/「対話型アート鑑賞」の魅力と効き目/人材育成のツールとしても強力


第2章  「対話型アート鑑賞会」紙上体験

障がい者アートと対話してみよう/同じ絵でも、人それぞれ見え方が違う/個々に異なるものをつなげるアートの力/他者理解と多様性の受容/枠組みの中では考えつかなかった「斬新な発想」/対話の難しさと、大切さを実感/分け隔てなく暮らしていけるようにしたいね/参加者の感想・感激コメントありがとう


第3章  LGBTQダイバーシティ&インクルージョン
全盲の父を見て育った子供時代/福祉の仕事を通じて見えてきたもの/福祉の3K「きつい、汚い、危険」を変えていきたい/フクフクプラスの髙橋圭が語る「受容と共生」/LGBTQも障がい者も、実は身近な存在/ゲイは異常ではないし、笑いのネタでもない/すんなり受け容れられるのがベスト


第4章  障がいのあるアーティスト訪問
障がいのある人が「働く」ことの意味/アート活動は仕事といえるのか?/仲間同士が刺激しあって相乗効果/どこからどこまでがアートなのだろう/よく観察し、対話することで、異能のアーティストは育つ


第5章  アートでおしゃべり・サイレント
音のある世界と、ない世界/コミュニケーションの本質って何だろう/静寂世界のリアルを擬似体験/障がいのある世界を知ることで、バリアフリーな社会を構想

第6章  「シブヤフォント」革新的なチームビルディング
敏腕プロデューサー磯村歩と「シブヤフォント」/最強チームの力で福祉を変えていく/元エリート航空管制官・蔭山幸司と「シブヤフォント」/対話型アート鑑賞・アートファシリ!シブヤ


第7章  人のつながりが生む、最強のチームづくり
空のチームマネジメントとは/「空のチームマネジメント」×「対話型アート鑑賞」/優れたチームを生み出す職場


おわりに

【 脳脱column-Ⅰ】アートの歴史を変えた出来事

【 脳脱column-Ⅱ】障がい者アートが社内環境を改善

【 脳脱column-Ⅲ】MBA衰退とアート系学びの増加

【 脳脱column-Ⅳ】多様性はイノベーションの源泉

【 脳脱column-Ⅴ】ニューロダイバース人材に世界が注目?

【 脳脱column-Ⅵ】セレンディピティから生まれる多様なイノベーション

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