江戸のメディア王・蔦重がヒットさせた本とは? - 2025.02.13
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北朝鮮を読み解く
コリアウオッチャーの深層時評
相次ぐミサイル発射の目的は何なのか。金正恩氏の権力基盤は盤石なのか―。当代随一の北朝鮮ウオッチャーが「今」を読み解く時評集。
著者 | 礒﨑 敦仁 著 |
---|---|
ジャンル | 政治・経済 社会・歴史 |
シリーズ | 時事ワールド・ウオッチング・シリーズ |
出版年月日 | 2025/06/30 |
ISBN | 9784788720527 |
判型・ページ数 | 4-6・288ページ |
定価 | 2,200円(本体2,000円+税) |
在庫 | 未刊・予約受付中 |
当代随一の北朝鮮ウオッチャーが、近くて遠い国・北朝鮮の実情を読み解く時評集。
時事通信社のニュースサイト「時事ドットコム」に2021年10月から連載してきた「礒﨑敦仁のコリア・ウオッチング」を基に、その後の最新動向を加筆した。
北朝鮮に関しては、断片的な事実は知り得ても、その背景を見通すことは難しい。
自国の命運を握るミサイル発射実験を、北朝鮮は2018年に限って一度も行わなかった。
それは一体なぜなのか。
2024年1月、金正恩氏が岸田首相(当時)宛に能登半島地震への見舞い電を送ってきた。
その真意はどこにあったのか。
そして、金正恩氏の娘としてカメラの前に姿を現す少女。
彼女は果たして金一族4代目の後継者なのか―。
公式・非公式の情報源を駆使しつつ、著者はこれらの疑問を解きほぐしていく。
ニュース映像で見かけたあるTシャツから最高権力者の「脱神格化」を考察するなど、興味深い切り口による専門家ならではの分析記事の一方、子どものころから親しんだ韓国歌謡の話題など、軽妙な筆致で楽しめるコラムも収録した。
◎「時事ワールド・ウオッチング・シリーズ」
いまだ十分には知られていない国や地域の実情を、第一線の研究者や専門家、ジャーナリストらが独自の情報と知見を基に解説。インターネットでは得られない、信頼度の高い国際情報を提供していく。
時事通信社のニュースサイト「時事ドットコム」に2021年10月から連載してきた「礒﨑敦仁のコリア・ウオッチング」を基に、その後の最新動向を加筆した。
北朝鮮に関しては、断片的な事実は知り得ても、その背景を見通すことは難しい。
自国の命運を握るミサイル発射実験を、北朝鮮は2018年に限って一度も行わなかった。
それは一体なぜなのか。
2024年1月、金正恩氏が岸田首相(当時)宛に能登半島地震への見舞い電を送ってきた。
その真意はどこにあったのか。
そして、金正恩氏の娘としてカメラの前に姿を現す少女。
彼女は果たして金一族4代目の後継者なのか―。
公式・非公式の情報源を駆使しつつ、著者はこれらの疑問を解きほぐしていく。
ニュース映像で見かけたあるTシャツから最高権力者の「脱神格化」を考察するなど、興味深い切り口による専門家ならではの分析記事の一方、子どものころから親しんだ韓国歌謡の話題など、軽妙な筆致で楽しめるコラムも収録した。
◎「時事ワールド・ウオッチング・シリーズ」
いまだ十分には知られていない国や地域の実情を、第一線の研究者や専門家、ジャーナリストらが独自の情報と知見を基に解説。インターネットでは得られない、信頼度の高い国際情報を提供していく。
第1章 核ミサイルと外交
1 ミサイル発射から読み解く思惑
2 核ミサイル開発の狙いは何か
3 北朝鮮はなぜ「無条件対話」に冷淡なのか
4 韓国・尹政権で遠のく南北対話
5 ウクライナ侵攻でロシアに擦り寄り
6 封印された「非核化」
7 米朝「二股」かけた韓国・文政権の功罪
8 核実験に踏み切れない事情
9 2演説から読み取る金正恩氏の本音
10 元日発表ににじむ軍事力強化の意思
11 「空の玄関口」でミサイル実験
12 北朝鮮は常に「二兎」を追ってきた
13 プーチン氏を「同志」と呼んだ意味
14 トランプ再登板にらみ交渉再開に布石か
15 重心は中国からロシアへ
16 「トランプ再登板」で米朝交渉はどう動く?
17 「反共」を口実にした韓国・尹氏の戒厳令騒動
18 新年方針から読み解く米韓中ロ戦略
コラム 「韓国料理が嫌い」と言えない空気
コラム 日本進出の道を開いた韓国人歌手たち
第2章 日本と北朝鮮の間
1 金正恩氏から非難すらされない日本
2 サプライズだった小泉訪朝
3 旧統一教会との深い関係
4 ハノイで考えた「脅威」の正体
コラム 大阪・鶴橋のコリアンタウンで考えた
コラム 「土下座」を要求する韓国人
第3章 友好国が映し出す北朝鮮
1 北朝鮮とキューバの微妙な距離感
2 金正恩氏「外交デビュー」の意外な相手
3 ハノイを歩いて見つけた「北朝鮮」
4 社会主義捨てたモンゴルには「塩対応」
5 ベトナムに散った北朝鮮の兵士たち
6 友好国シリアの体制崩壊に何思う
コラム ベトナム語にハマる
第4章 権力基盤の強化
1 「金正恩Tシャツ」の衝撃
2 知られざる北朝鮮カジノの世界
3 金正恩氏「首領」呼称が定着
4 制裁下の国際マラソン
5 「白頭血統」のプリンセス・金与正氏
6 試行錯誤しながら権力盤石化―検証・金正恩政権の10年(1)
7 強まる王朝的傾向―検証・金正恩政権の10年(2)
8 コロナ感染を認めた北朝鮮
9 異例の大規模人事を読み解く
10 姿を現した金正恩氏の「後継者」?
11 「お嬢さま」をめぐる数々の疑問点
12 いまだ謎に包まれた金正恩氏の娘
コラム 後悔しない第2外国語選び
コラム 反骨の作家、萩原遼さん
第5章 インテリジェンスの手法
1 度肝を抜かれた「THE MOLE」の真偽
2 マニアを支え続ける専門書店
3 「朝鮮クラスタ」の底力
4 頼れる情報源「ラヂオプレス」
5 北朝鮮報道を読み解くコツ
6 知っているようで知らない『労働新聞』のアレコレ
7 瀋陽事件から20年、脱北者の今
8 求む!北朝鮮研究者
1 ミサイル発射から読み解く思惑
2 核ミサイル開発の狙いは何か
3 北朝鮮はなぜ「無条件対話」に冷淡なのか
4 韓国・尹政権で遠のく南北対話
5 ウクライナ侵攻でロシアに擦り寄り
6 封印された「非核化」
7 米朝「二股」かけた韓国・文政権の功罪
8 核実験に踏み切れない事情
9 2演説から読み取る金正恩氏の本音
10 元日発表ににじむ軍事力強化の意思
11 「空の玄関口」でミサイル実験
12 北朝鮮は常に「二兎」を追ってきた
13 プーチン氏を「同志」と呼んだ意味
14 トランプ再登板にらみ交渉再開に布石か
15 重心は中国からロシアへ
16 「トランプ再登板」で米朝交渉はどう動く?
17 「反共」を口実にした韓国・尹氏の戒厳令騒動
18 新年方針から読み解く米韓中ロ戦略
コラム 「韓国料理が嫌い」と言えない空気
コラム 日本進出の道を開いた韓国人歌手たち
第2章 日本と北朝鮮の間
1 金正恩氏から非難すらされない日本
2 サプライズだった小泉訪朝
3 旧統一教会との深い関係
4 ハノイで考えた「脅威」の正体
コラム 大阪・鶴橋のコリアンタウンで考えた
コラム 「土下座」を要求する韓国人
第3章 友好国が映し出す北朝鮮
1 北朝鮮とキューバの微妙な距離感
2 金正恩氏「外交デビュー」の意外な相手
3 ハノイを歩いて見つけた「北朝鮮」
4 社会主義捨てたモンゴルには「塩対応」
5 ベトナムに散った北朝鮮の兵士たち
6 友好国シリアの体制崩壊に何思う
コラム ベトナム語にハマる
第4章 権力基盤の強化
1 「金正恩Tシャツ」の衝撃
2 知られざる北朝鮮カジノの世界
3 金正恩氏「首領」呼称が定着
4 制裁下の国際マラソン
5 「白頭血統」のプリンセス・金与正氏
6 試行錯誤しながら権力盤石化―検証・金正恩政権の10年(1)
7 強まる王朝的傾向―検証・金正恩政権の10年(2)
8 コロナ感染を認めた北朝鮮
9 異例の大規模人事を読み解く
10 姿を現した金正恩氏の「後継者」?
11 「お嬢さま」をめぐる数々の疑問点
12 いまだ謎に包まれた金正恩氏の娘
コラム 後悔しない第2外国語選び
コラム 反骨の作家、萩原遼さん
第5章 インテリジェンスの手法
1 度肝を抜かれた「THE MOLE」の真偽
2 マニアを支え続ける専門書店
3 「朝鮮クラスタ」の底力
4 頼れる情報源「ラヂオプレス」
5 北朝鮮報道を読み解くコツ
6 知っているようで知らない『労働新聞』のアレコレ
7 瀋陽事件から20年、脱北者の今
8 求む!北朝鮮研究者