江戸のメディア王・蔦重がヒットさせた本とは? - 2025.02.13
新刊
近刊
地域経済のあしたの育み方
チイキケイザイノアシタノハグクミカタ
著者である大庫直樹氏が開発した、地域経済の潜在力を見出す手法、ILO産業分析による地方創生のすすめ
ジャンル | 行政・自治体・公務員 政治・経済 社会・歴史 > 社会学 > 社会科学 |
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出版年月日 | 2025/05/23 |
ISBN | 9784788720602 |
判型・ページ数 | 4-6・480ページ |
定価 | 2,860円(本体2,600円+税) |
在庫 | 未刊・予約受付中 |
"著者である大庫直樹氏が開発した、地域経済の潜在力を見出す手法、ILO産業分析は、内閣府特命担当大臣(地方創生担当)から「特徴的な事例」として表彰を受けました(2015年度)。その手法に着目した北洋銀行と大庫氏はタッグを組み、広い北海道を各地方に分け、それぞれの地域に最適な方法で、今後の地方創生をどのように進めていくべきかを分析しました。
ILO産業分析とは、その地域における産業を「Inbound型・他地域から需要を呼び込む」「Local型・地産地消」 「Outbound 型・他地域市場を狙う」に分けて、それぞれの付加価値を分析し、地域の産業別特徴や成長産業を明確化する手法です。一口に北海道といっても、さまざまな地域があり、地域ごとの長所が ILO産業分析で見えてきました。これは全国のさまざまな地域でも応用可能な分析手法です。その内容を豊富な事例とともに収録しています。"
ILO産業分析とは、その地域における産業を「Inbound型・他地域から需要を呼び込む」「Local型・地産地消」 「Outbound 型・他地域市場を狙う」に分けて、それぞれの付加価値を分析し、地域の産業別特徴や成長産業を明確化する手法です。一口に北海道といっても、さまざまな地域があり、地域ごとの長所が ILO産業分析で見えてきました。これは全国のさまざまな地域でも応用可能な分析手法です。その内容を豊富な事例とともに収録しています。"
目次
巻頭あいさつ 株式会社 北洋銀行取締役会長 安田光春
はじめに ILO産業分析という北の大地からの贈り物
第Ⅰ部
ILO産業分析基礎編
―人口動態を取り込んだ経済分析手法
1 人口問題から経済問題へ
2 ILOの視点から見た経済動向
3 日米ILO別の成長要因の違い
4 日米格差をもたらす価格切り上げ
5 ILO産業分析による地域経済の基本戦略
第Ⅱ部
北海道編
―道央と道東が牽引する経済力
1 ILOの視点で見た北海道経済
2 道内6地域の個性
3 九州・福岡県を上回る生産性向上と価格上昇
第Ⅲ部
札幌市・さっぽろ連携中枢都市圏編
―複雑な大都市の復活と課題
1 市内総生産で見る札幌市の復活
2 福岡市と比べても好業績
3 税務統計によるILO産業分析
4 アウトバウンド・ホワイトの台頭
5 アウトバウンド・ブルーの憂鬱
6 インバウンドの再訪意向を高めよ
7 インバウンドを招く側の改革の重要性
8 求心力を失いつつある小売業の立て直し
9 シングルコアからマルチコアへ街づくりの転換
10 さっぽろ連携中枢都市圏のそれぞれの成長と連携不足
実践編① 外国人に選ばれる札幌の新たなお土産品開発への挑戦
ナゼ・ココニ・アル① お買い物の街にあるコールセンター群
ナゼ・ココニ・アル② 北大マイコン研究会とサッポロバレー
第Ⅳ部
中空知編(滝川市、芦別市、赤平市、歌志内市、上砂川町)
―職住の広域連携のすすめ
1 滝川市・中空知の雄の繁栄と苦悩
2 中空知全体で仕事と暮らしのバランスを取れ
実践編② 広域連携による若者の地元就業促進事業
ナゼ・ココニ・アル③ たゆたえども沈まない明円グループのオンリー・ワン経営
ナゼ・ココニ・アル④ 逆向きのベクトル経営は、北日本精機を芦別で成長させた
第Ⅴ部
サザン北海道編(室蘭市、登別市、伊達市)
―個性豊かな組み合わせの広域連携の創造
1 性格の異なる3市の相互補完性
2 登別市は「登別温泉」を生かし切っているか
3 室蘭市は鉄鋼の街、それとも映画の街か
4 伊達市は伊達野菜と道の駅で独自の地方創生
5 顧客視点でユナイテッドなマーケティングを
実践編③ 首都圏の大学生らを地方に呼び込む官民プロジェクト
ナゼ・ココニ・アル⑤ ミシェル・ブラスと美山荘を魅了した伊達野菜
第Ⅵ部
田園編(網走市、岩見沢市)
―土地の個性を生かした農業ビジネスの多様性
1 農業地帯におけるILO産業分析
2 網走市の農業をてこにした垂直統合・アウトバウンド戦略
3 岩見沢市はスマート農業とワイン・二つの原石を磨け
ナゼ・ココニ・アル⑥ オホーツクキャンパスという東京農大の慧眼
ナゼ・ココニ・アル⑦ ブルース・ガットラヴが続ける、個性を見つける旅
第Ⅶ部 未来編 ―風とチップをエネルギーに
1 風力の最適地からアウトバウンド
2 ラピダスという賜物、その波及効果を最大に
ナゼ・ココニ・アル⑧ 100年前の盆栽取りからラピダス進出まで
第Ⅷ部
まとめ
―ここにある強い個性をプロデュースせよ
ナゼ・ココニ・アル⑨ 涙もあったかもしれない、ロコ・ソラーレたちの帰還
おわりに 「それぞれの時代の私」が見た北海道
参考資料
巻頭あいさつ 株式会社 北洋銀行取締役会長 安田光春
はじめに ILO産業分析という北の大地からの贈り物
第Ⅰ部
ILO産業分析基礎編
―人口動態を取り込んだ経済分析手法
1 人口問題から経済問題へ
2 ILOの視点から見た経済動向
3 日米ILO別の成長要因の違い
4 日米格差をもたらす価格切り上げ
5 ILO産業分析による地域経済の基本戦略
第Ⅱ部
北海道編
―道央と道東が牽引する経済力
1 ILOの視点で見た北海道経済
2 道内6地域の個性
3 九州・福岡県を上回る生産性向上と価格上昇
第Ⅲ部
札幌市・さっぽろ連携中枢都市圏編
―複雑な大都市の復活と課題
1 市内総生産で見る札幌市の復活
2 福岡市と比べても好業績
3 税務統計によるILO産業分析
4 アウトバウンド・ホワイトの台頭
5 アウトバウンド・ブルーの憂鬱
6 インバウンドの再訪意向を高めよ
7 インバウンドを招く側の改革の重要性
8 求心力を失いつつある小売業の立て直し
9 シングルコアからマルチコアへ街づくりの転換
10 さっぽろ連携中枢都市圏のそれぞれの成長と連携不足
実践編① 外国人に選ばれる札幌の新たなお土産品開発への挑戦
ナゼ・ココニ・アル① お買い物の街にあるコールセンター群
ナゼ・ココニ・アル② 北大マイコン研究会とサッポロバレー
第Ⅳ部
中空知編(滝川市、芦別市、赤平市、歌志内市、上砂川町)
―職住の広域連携のすすめ
1 滝川市・中空知の雄の繁栄と苦悩
2 中空知全体で仕事と暮らしのバランスを取れ
実践編② 広域連携による若者の地元就業促進事業
ナゼ・ココニ・アル③ たゆたえども沈まない明円グループのオンリー・ワン経営
ナゼ・ココニ・アル④ 逆向きのベクトル経営は、北日本精機を芦別で成長させた
第Ⅴ部
サザン北海道編(室蘭市、登別市、伊達市)
―個性豊かな組み合わせの広域連携の創造
1 性格の異なる3市の相互補完性
2 登別市は「登別温泉」を生かし切っているか
3 室蘭市は鉄鋼の街、それとも映画の街か
4 伊達市は伊達野菜と道の駅で独自の地方創生
5 顧客視点でユナイテッドなマーケティングを
実践編③ 首都圏の大学生らを地方に呼び込む官民プロジェクト
ナゼ・ココニ・アル⑤ ミシェル・ブラスと美山荘を魅了した伊達野菜
第Ⅵ部
田園編(網走市、岩見沢市)
―土地の個性を生かした農業ビジネスの多様性
1 農業地帯におけるILO産業分析
2 網走市の農業をてこにした垂直統合・アウトバウンド戦略
3 岩見沢市はスマート農業とワイン・二つの原石を磨け
ナゼ・ココニ・アル⑥ オホーツクキャンパスという東京農大の慧眼
ナゼ・ココニ・アル⑦ ブルース・ガットラヴが続ける、個性を見つける旅
第Ⅶ部 未来編 ―風とチップをエネルギーに
1 風力の最適地からアウトバウンド
2 ラピダスという賜物、その波及効果を最大に
ナゼ・ココニ・アル⑧ 100年前の盆栽取りからラピダス進出まで
第Ⅷ部
まとめ
―ここにある強い個性をプロデュースせよ
ナゼ・ココニ・アル⑨ 涙もあったかもしれない、ロコ・ソラーレたちの帰還
おわりに 「それぞれの時代の私」が見た北海道
参考資料