能登半島地震から約一年。能登半島で印刷した被災地の声と景色を伝える一冊。 - 2024.12.24
シン・コミュニティマーケティング (電子書籍)
12月20日 0:00より、Amazonにて先行予約開始!
紙版は、3000部発行のみの商品です。
付録:CNPトレカ
熱狂的な人気を誇るWeb3コミュニティ
CryptoNinja Partners(CNP)のメンバーが明かす
新時代のマーケティング最前線!
この本を手に取ったあなたは、おそらく「シン・コミュニティマーケティング」という言葉に戸惑ったことだろう。本書では、Web3コミュニティを通じたマーケティングを、そう呼んでいる。「シン」という語を冠したのは、新しい集団とともに創り上げる、新しい時代のコミュニティマーケティングだからだ。
Web3コミュニティはさまざまな側面から説明、理解されるべき多面的な集団だ。それゆえ一言で表現するのが難しい。しかし、あえて大胆に1文で説明するなら「時代の要請と技術が生み出した、新コミュニティ」だ。その意味は本文で確認していただくとして、まずはWeb3コミュニティのイメージを持っていただこう。キーワードは3つある。
1. Web3コミュニティは〈熱狂的〉だ。ある目標に向かって、メンバーが一致団結して強力に推進する力がある。
2. Web3コミュニティは〈効率的〉だ。メンバーを疑う必要がほぼなく、全員が目標に向かって集中できる。
3. Web3コミュニティを支えるのは〈ブロックチェーン〉の技術とその思想だ。ブロックチェーンがなければ、これほどの熱狂も効率も生まれないだろう。
実は本書もWeb3コミュニティから生まれ、Web3コミュニティにより執筆された。各章にはそれぞれの執筆者の名が付されているが、バラバラに書いたものを単に寄せ集めたのではない。
本書の企画はWeb3コミュニティから自然発生的に生まれた。そこからWeb3コミュニティメンバーが自発的に手を挙げ、企画の深堀りから構成、編集、執筆までを行った。指示や命令などが一切ないにもかかわらず、このような積極的な協力とムーブメントが自然に生まれるのが、Web3コミュニティの大きな特徴の一つだ。
企業のマーケティング担当者には、不思議に見えるかもしれない。指示もなく、外からは一見無秩序に見えるWeb3コミュニティが、なぜこうも高い熱量を持ち、次々とプロジェクトを生み出し、かつ遂行していけるのか―。
本書を通じて、その謎に迫ってほしい。Web3コミュニティの力を上手に使えば、あなたの企業のマーケティングに必ずプラスになるはずだ。
(「まえがき」より抜粋)
第1章 シン・コミュニティをめぐる5つの事件簿
episode1 Web3時代のIP事業が、コミュニティで作られた!?
episode2 コミュニティがプラットフォームに勝利!
episode3 やせ我慢か宗教か? ガチホという文化
episode4 広告出稿とは一線を画したCNP企業スポンサー
episode5 1000円が100万円になったCNG
第2章 マーケティングはマスからコミュニティの時代へ
1 悪役になった広告:Web広告の効果低下と消費者の変化
2 オープンSNSからクローズドSNSへ:心理的安全性重視のコミュニケーションの台頭
3 コミュニティ主導の消費:ファウンダーや運営予算まで応援する文化
4 個人的価値観から集団的価値観へのシフト:ブランドと消費者間の新しい関係性
第3章 W e b 3 コミュニティの未来
1 Web3コミュニティの力:ブロックチェーン技術が生み出す新しい結びつき
2 デジタル資産の価値化とNFT:芸術作品からデジタル商品まで、新しい所有の形態
3 競争から共創へ:オープンソースとコラボレーションの価値
4 トークンエコノミーとインセンティブメカニズム:参加と貢献を促す新しい報酬システム
第4章 シン・コミュニティマーケティングの実践
1 シン・コミュニティマーケティング入門:新時代の顧客戦略
2 CRMからCoRMへ:Web3時代における顧客関係管理の進化形
3 マーケティング予算の再配分:広告からコミュニティとの関係構築へシフト
4 エンゲージメントとロイヤルティの深化:コミュニティ参加を通じたブランド価値の向上
第5章 シン・コミュニティマーケティングのパイオニアに聴く!
interview1 NinjaDAO、CryptoNinjaファウンダー イケハヤ氏
interview2 LLACファウンダー しゅうへい氏