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3つのミャンマーと日本 時事ワールド・ウオッチング・シリーズ04

スー・チー氏と軍事政権に向き合った外交官の50年

内戦状態のミャンマーでスー・チー氏と軍事政権と独自パイプを構築し、ノンキャリアから大使に就任した著者による27年間の外交秘録

著者 丸山 市郎
ジャンル 政治・経済
社会・歴史
シリーズ 時事ワールド・ウオッチング・シリーズ
書店発売日 2026/06/30
ISBN 9784788721234
判型・ページ数 4-6・224ページ
定価 1,980円(本体1,800円+税)
在庫 未刊・予約受付中
第二次世界大戦後に独立して以降、ミャンマーでは、クーデターで権力掌握し独裁体制を敷いてきた軍事政権と、アウン・サン・スー・チー氏をリーダーに民主主義の実現を求める民主化勢力が激しく対峙してきた。そんなミャンマーで、軍事政権と、スー・チー氏の双方とパイプを築き、「鎖国状態」のミャンマーで日本が独自の外交を展開する土台を築いた人物が、本書の著者である丸山市郎元駐ミャンマー特別全権大使だ。

「戦前、戦中、戦後を通じ、日本人とミャンマー人との間には『 あたたかい関係』がありました。時には厳しい歴史に直面しながらも、様々な分野・場所で、両国の人々が交流し、幾層にも積み上げてきた関係性です。ミャンマーに大使として勤務していた当時私は、2つの国の人々がこの関係をさらに太いものとして次の世代にどの様につないでいくかを考えてきました。」
このように語る丸山氏は、なりふり構わず権力維持をしようとする軍事政権と、それに抵抗し身の危険を顧みずに民主化運動を展開するスー・チー氏の間に立ち、外交活動を展開してきた。

2021年には日本政府への支援を求め日本大使館前に集まったデモ隊から要請文を受け取り、ミャンマー語で直接対話したことでも知られる丸山氏。本書は、その27年間の外交官人生と舞台裏を綴った初の著書である。

◎「時事ワールド・ウオッチング・シリーズ」
いまだ十分には知られていない国や地域の実情を、第一線の研究者や専門家、ジャーナリストらが独自の情報と知見を基に解説。インターネットでは得られない、信頼度の高い国際情報を提供していく。
第1章 なぜ日本とミャンマーは「特別な関係」になったのか―日緬関係の概略
第2章 ネ・ウイン政権―国軍支配と現在に至るまでの混乱の源流
第3章 スー・チー氏の登場と民主化運動の高まり―国軍とスー・チー氏の間に立って
第4章 タン・シュエ軍事政権中期まで―対立の深刻化と国際社会からの批判、日本の働きかけ
第5章 タン・シュエ軍事政権後期―独裁の強化と2度目の総選挙実施
第6章 軍事政権の終焉とテイン・セイン政権の改革―突如現れた「経済フロンティア」
第7章 テイン・セイン政権への日本のODA再開と2015年総選挙に向けたスー・チー氏の動き
第8章 民主派NLD政権の総選挙勝利とスー・チー氏
第9章 繰り返された軍事クーデーターと戦火の広がり

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