「負動産」時代の危ない実家相続

知らないと大損する38のポイント

日本全国で約820万戸の「空き家」「所有者不明の土地」が九州の面積以上!

著者 藤戸 康雄
ジャンル 生活・実用・子育て
出版年月日 2017/11/16
ISBN 9784788715356
判型・ページ数 4-6・226ページ
定価 1,540円(本体1,400円+税)
在庫 在庫あり
2015年1月から相続税の基礎控除が大幅に縮小され、課税対象となる人が増えました。
「実家が持ち家」の相続人予備軍は、自分が慣れ親しんだ実家=親の家を、親が亡くなったらどうするかを真剣に考えなければなりません。また、その際には「相続」や「不動産」に関する知識とともに、現実の不動産市場――とくに暴落の可能性を意識しながら対策を考えなければ、実家相続は「人生の重荷」「相続貧乏」になってしまいます。

本書は、親から引き継ぐ大切な財産である実家という「不動産」を「負動産=負の遺産」にしないために、今後の不動産マーケットを展望し、相続対策から実家の売却や賃貸、有効活用まで、資産運用という観点を取り入れながら、やさしく楽しく解説します。

《本書の読みどころ》
まもなく不動産は暴落する!――7つの理由
①中国人投資家が「爆売り」――タワーマンションは大暴落!
②相続税対策として増えすぎたアパート、空室増加で経営は悲惨な目に!
③18歳人口の減少で若者の1人暮らしが激減、単身アパートの借り手がいなくなる!?
④都心の新築オフィスビルラッシュは、「貸し手市場」から「借り手市場」に!
⑤世帯数の減少と空き家の増加――わが国は、“住宅過剰社会”に突入!
⑥震災復興需要と2020年オリンピック特需による「不動産価格の高騰」は、砂上の楼閣?
⑦「生産緑地」の解除で大都市圏の宅地が大量に売り出される!  
⇒ プロローグ、第1章

実家を“負動産”にしないために――不動産市場を踏まえた対策を!
①不動産は“売却価格の下落”を考えれば、相続する前に売ってしまったほうが得かも
⇒ 第2章 54ページ

②兄4,500万円の実家相続 VS 弟500万円の預金相続、さて30年後の資産はどうなる?
⇒ 第2章 92ページ

③相続争いは「お金持ちの家」ではなく「庶民の家」で起きている「財産は都心にある実家だけ」の相続は、不動産相場を意識せよ
⇒ 第2章 95ページ

④実家の登記名義人を知っていますか?
「相続人が20人いた!」なんてこともありうる  
⇒ 第3章 100ページ

⑤「不動産は簡単に売れない!」「不動産は簡単に貸せない!」のはなぜ?
⇒ 第3章 112、116ページ

⑥不動産には「所有権を放棄して捨てる」法的な手続きは用意されていない――実家を相続放棄したほうがいい場合もある
⇒ 第3章 134ページ

⑦「昔の高級住宅街の家」を相続する人は、「ウチの実家は、高級住宅街にある豪邸だから必ず高く売れる」と思っていたら、“相続貧乏”になること間違いなし
⇒ 第4章 144ページ

⑧地価の高い都心部では小さな家でも多額の相続税がかかることも――親が残してくれた大切な実家という財産に関する考え方は、「大切に守る」ことだけではなくて、「資産として運用する」という考え方に変えていく必要がある
   ⇒ 第4章 155ページ

*このほかにも、「負動産」時代の実家相続で知らないと大損する話が満載です。
プロローグ 不動産暴落時代の幕開け
第1章 「不動産マーケット」の落とし穴
第2章 「家族」の落とし穴
第3章 「実家」の落とし穴
第4章 「情報格差」の落とし穴
第5章 それでも実家を相続してしまったら

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