雑誌「情況」2026年冬号(情況出版)に『考察ウイグル』の書評が掲載されました。 - 2026.03.19
外交 Vol.96
■ドンロー主義 その「内と外」の論理
トランプ大統領は、ベネズエラ・マドゥロ大統領夫妻を拘束した軍事作戦の記者会見で自国第一主義の諸政策を「ドンロー主義」と言明。自らの名「ドナルド」と「モンロー主義」をかけたこのポリシーは、どこから生まれ、世界にどんな影響を与えるのか。総力特集します。
1823年、欧州からの新大陸への干渉を排除するモンロー宣言と1世紀以上にわたる修正の外交戦略性を佐々木卓也立教大教授が分析。「米国第一主義はランドパワー化する」。神保謙・慶應大教授は米国外交の変容をこう喝破。基軸通貨ドルは、国内経済の再分配失敗のつけを世界に回すドンロー主義では弱体化すると河野龍太郎BNPパリバ証券チーフエコノミストは分析します。
ベネズエラ・マドゥロ大統領を拘束した軍事作戦。中南米をよく知る浦部浩之獨協大教授×子安昭子上智大教授×坂口安紀アジア経済研究所主任研究員が、ベネズエラをはじめとする「西半球」情勢を語ります。トランプ政権から圧力を受けるメキシコのシェインバウム大統領は是々非々でトランプ政権と渡り合う。馬場香織東大教授が論じます。トランプ政権が主張するベネズエラ軍事作戦の正当性と軍事作戦行動自体を、国際的ルールの共通言語・国際法で分析するのは越智萌立命館大准教授。理由を変えながら軍事的圧力が強められるイランの最高指導部はどう動くか、松永泰行東京外大教授が分析します。世界をかき回すトランプ政権の安全保障政策を中国はどう見るか、杉浦康之防衛研究所主任研究官が資料を駆使して構成。トランプは王か革命家か。そのアメーバ的力の源泉を青山直篤朝日新聞アメリカ総局特派員が探ります。
グリーンランドは米国とNATOの対立の最前線となりうるか。高橋美野梨北海学園大准教授がレポート。ドンロー主義で重点とされる経済安全保障の重要物資・レアアースの性質は、各国独自の調達は現実的か、岡部徹東大教授が論じます。キリスト教保守派との関係を深めるトランプ政権。宗教指導者の密接な関係を加藤喜之立教大教授が、対北朝鮮で重要性を増す日米韓協力の現状を阪田恭代神田外語大学教授が分析します。
■ウクライナ戦争5年目の困難
ロシアはどこまで戦争を続けられるか。統計や経済の実情から服部倫卓北海道大学教授が、相次ぐ汚職摘発、ウクライナ・ゼレンスキー政権の政権基盤は。松嵜英也津田塾大准教授が論じます。
■新興国「自律」へのダイナミズム
国際秩序大変容。台頭する国は現れるのか。経済統合の視点から熊谷聡アジア経済研究所主任研究員が、インドネシア事情を増原綾子亜細亜大教授が、カンボジアとの国境紛争が、国境を超えた生産活動を阻害しタイ経済に影響を与える現状を助川成也国士舘大学教授が論じ、近年注目集まる島嶼国フィジーの外交を鴻巣玲子大阪学院大学教授が分析します。
■総選挙後の高市外交を展望する
高市第2次政権が発足。難度を増す世界情勢・世界経済にどう対処するか。外交の在り方を中西寛京大教授が、政権が掲げる積極財政は市場の信認を得られるか、木内登英野村総研エグゼクティブ・エコノミストが論じます。
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