国際会計基準(IFRS)はどこへ行くのか

足踏みする米国・不協和音の欧州・先走る日本

著者 田中 弘
ジャンル 会計・税務・法律
書店発売日 2010/08/24
ISBN 9784788710665
判型・ページ数 4-6・368ページ
定価 2,200円(本体2,000円+税)
在庫 在庫あり
米国の会計が破綻するに至った事情から説き起こし,米国が自国の会計基準を捨てざるを得なかった国際事情、今後の世界標準となるであろう国際会計基準の品質の問題や崩壊の兆しなどを検証。
さらに日本の国際会計戦略はどうあるべきかを考える。
●プロローグ:国際会計基準(IFRS)を読み解く10のカギ
●第1章:「国際会計基準」をめぐる覇権争い
  1.破綻した米国基準―ギャンブルと国策追求の果て
  2.米国が自国基準を捨て去る日
●第2章:IFRSが取り込んだ米国基準の「素性」
  1.米国基準導入でゆがむIFRSと日本の会計
  2.救世主か悪玉か、暴走する米国の時価会計
  3.居座り続ける「暫定」基準―IFRSの時価会計
●第3章:それでも時価会計を続けるのか
  1.時価とは何か
  2.デリバティブの時価評価
  3.証券市場低迷の真犯人
●第4章:アドプションの先に待ち受けるもの
  1.コンバージェンスを飛び越えてアドプションへ
  2.収益費用アプローチと資産負債アプローチ
  3.米国の「国家的会計戦略」
  4.「物づくり」では稼げない英米の「純利益廃止論」
  5.世界の流れを無視する「連結先行」論―連結財務諸表の大いなる誤解
●第5章:ガラス細工の国際会計基準
  1.「正しい基準」より「合意できる基準」
  2.IFRSに強まる不協和音
  3.米国が握る3枚の切り札
  4.日本に必要な「立ち止まる勇気」―後ずさりする米国、火種抱える欧州
●第6章:日本に残された選択肢は何か
  1.「資格」と「言語」で先手
  2.国家戦略としてのIFRS対応
  3.「物づくり」に適した基準を―IFRSを超えて
●第7章:日本がなすべき国内会計環境の整備
  1.業界単位で決算期を分散―日本版SECも必要に
  2.会計の社会的インフラを強化しよう

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