文明の敵・民主主義

危機の政治哲学

著者 西部 邁 (ニシベ・ススム)
ジャンル 政治・経済
出版年月日 2011/10/04
ISBN 9784788711662
判型・ページ数 4-6・320ページ
定価 1,980円(本体1,800円+税)
在庫 在庫あり
「多数性」を金科玉条とし、国家破壊の「改革」を手放しで礼賛してきた日本に危機が迫る、「大衆の支配」に屈した我らの未来に希望はあるのか?
第一章 民主主義を虚飾する現代の政治学

政治学は民主主義批判から始まった
全体主義は民主主義によってもたらされた
道理がなければ民主は悪政となる
民主主義と民主政治は別物である
輿論と世論を区別しなければならない
世論政治は代議政体を破壊する
多数性には正統性も正当性もない

第二章 民主政治を堕落させた「大衆」

民衆の庶民性が薄らぎ大衆性が濃くなった
公民のみが政治参加の資格を持つ
近代は大衆という怪物を生み出した
大衆は民主永続革命の旗をかざす
大衆には政府形成の能力がない

第三章 大衆を民主サイボーグに仕立てた情報メディア

メディアは最劣等のメッセージなのか
戦後日本はアメリカン・デモクラシーの虜囚にすぎない
IT革命が「人間の死」をもたらす
メディアは保守政治を死産させる

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