縮小まちづくり

成功と失敗の分かれ目

消滅自治体にならないための唯一の方策は「縮小まちづくり」

著者 米山 秀隆
ジャンル 行政・自治体・公務員
出版年月日 2018/04/20
ISBN 9784788715479
判型・ページ数 A5・208ページ
定価 2,640円(本体2,400円+税)
在庫 在庫あり
縮小まちづくりとは、地域の魅力を高め、活力を維持する「エリアマネジメント」に取り組みながら、「コンパクトシティ」を作ること。その上で、来て欲しい人材を明確にして、マネーを呼び込み、地元でうまく回しながら、魅力ある、活気に満ちたまちづくりをするアイデアと方法。

成功と失敗 その分かれ目は何か
×他人任せで、住民の管理意識がない住宅地
×行政のトップダウンで導入した現実にそぐわない地域通貨
〇市民が手を挙げて運営に関わる「コミュニティバス」
〇芸術家、職人、1人親家庭など、来て欲しい人を絞りこんだ募集

【本書内容より】
 人口減少が本格化する中、まちづくりの面では、これまで広げてきたまちのコンパクト化がより一層求められるようになっている。人口増加時代に広げたまちの全域を維持するためには、インフラや公共施設の維持更新費の負担が重くなりすぎている。薄く広がったまちは、住民、特に、高齢者にとって暮らしづらい。

さらに人口減少時代において、まちを持続していくために、いかにマネーや人材を呼び込むかが課題である。マネー呼び込みの仕掛けについては、かつてブームとなった地域通貨が、新たな装いをまとって再活性化する兆しが現れつつある。呼び込む人材は、人口減少時代では自治体間で奪い合いとなりがちだが、必要とされる人材のターゲットを絞って移住を呼び掛けて、成功する例も出てきている。

本書では、以上述べてきた縮小まちづくりの戦略について、先進的な事例を取り上げ、それがどのような背景で現れ、また、なぜ成功するに至ったのかについて分析していく。同時に、事例の体系化を図ることで、どのような局面や条件の下で、有効な方策になり得るかを整理する。こうしたことで、人口減少時代にまちが生き残るための、有効な処方箋を提示することを目的としている。
(はじめにより抜粋)

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