長崎・そのときの被爆少女

六五年目の『雅子斃(たお)れず』

著者 横手 一彦 編著
ジャンル 社会・歴史
書店発売日 2010/07/30
ISBN 9784788710702
判型・ページ数 4-6・260ページ
定価 1,760円(本体1,600円+税)
在庫 在庫あり
1945年8月9日、長崎原爆投下。

●「雅子斃(たお)れず」とは・・・
爆心地にあった三菱長崎兵器製作所で被爆した14歳の少女・石田雅子が、福岡九大病院の病床で書いた体験記を、兄・穰一が幼少の頃からつくっていた「石田新聞」という家族新聞へ連載したもの。なお、この体験記は、被爆体験を最も早くに記録した手記とされている。
後に、父・壽はこの体験記を出版しようするが、そこにGHQ検閲が立ちはだかった。父は合法的範囲内でこの制度と闘い、長崎版、次いで東京版を出版。

本書は、散逸したと思われた草稿や少女の自筆の被爆挿画、未公開被爆写真などの資料も多数掲載し、長崎原爆を14歳の少女の一体験記から問い直す。
第1部 原爆投下、そのときの長崎
 ・よみがえる『雅子斃れず』
 ・資料提供について
第2部 六五年目の『雅子斃れず』
 ・『雅子斃れず』
 ・本文復元にあたり
 ・『強き父性愛』
第3部 『雅子斃れず』の周辺
 ・このごろ
 ・あの日から1年―に奇異?より
 ・永井隆博士を訪ねて
 ・深堀少年と平さん
 ・天地桃色に閃く
 ・夏草
 ・原爆の日に憶う
 ・平和な朝に想う
 ・父のことば
 ・永井博士より著者への手紙
 ・序にかえて
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