さらに悩ましい国語辞典

朝日、読売、クロワッサン、各地方紙が絶賛!  新聞各紙コラムに引用された「悩ましい国語辞典」(5刷)の第2弾! !

著者 神永 曉
ジャンル 教養
出版年月日 2017/06/26
ISBN 9784788715295
判型・ページ数 4-6・332ページ
定価 1,760円(本体1,600円+税)
在庫 在庫あり
日本最大の辞書「日本国語大辞典」編集者はまだまだ悩んでいる!
言葉の謎はさらに深まる!

そんたく【忖度】[名]
「忖」も「度」もはかるという意味。他人の心を推し量ることで「なにか配慮をする」の意味はない。

しんしゃく【斟酌】
配慮までする意味なら「忖度」でなく、「斟酌」の方がしっくりする。この語「手加減する」と意味は変化し続け、今、忖度で起きている現象が斟酌でも起きている。

うんぬん【云々】[名]
「でんでん」と読んだ首相はかなり高度な誤読をしている。

ちちくる【乳繰る】[名]
「乳繰る」と書くのは当て字、本当の語源は…。

けいたいでんわ【携帯電話】[名]
なんと明治18年の新聞記事に登場している。「海軍省にて携帯電話数十個を製造になる由にて…」。

じくじ【忸怩】[形動タリ]
恥じる意だが、自らを恥じる意だが、国会議事録検索システムでみると恥じてない議員が多い。

めど【目処・目途】
「めどが立つ」の「メド」はマメ科の植物。

だらしない[形][文]だらしな・し[ク]
「しだらない」の言い違えから生まれた。「あらたし」→「あたらしい(新しい)」「さんざか」→「さざんか(山茶花)も…。

ごねる[動ナ下一]
意味は江戸時代には「死ぬ」だった。「不平を言う」は昭和以降。

まけずぎらい【負けず嫌い】 [名・形動]
「負けないのが嫌い」=「勝ち嫌い」なの?

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