学校の法務

学校の法的問題を解決して100年。
他の追随を許さない法律事務所が
問題解決の方向性を具体的に提示！

学校をめぐる問題はこの１冊で解決！
生徒、学生、保護者、教職員をめぐる法的課題をQ&Aで整理！

大学、短大、専門学校、中学、高校など、あらゆる学校で問題が起きている。

本書は、過去に実際に起きた、典型的な紛争事案を取り上げ、
最新の判例や法解釈を踏まえながら、分かりやすく解決の方法を示している。
学生、生徒、教職員をめぐる学校の法務について平易な言葉で書かれた、
実践的なＱ＆Ａで、知っておきたい対応が学べる１冊。

<b>第Ⅰ部　危機管理編</b>
<b>第１章　生徒・学生の問題を解決するQ&A</b>
Q01　いじめ事案の調査
Q02　いじめ防止と学校が取るべき措置
Q03　いじめにおける学校の法的責任割合
Q04　体罰と学校の法的責任
Q05　保護者からの申し入れへの対応
Q06　架電等が続く場合への対応
Q07　校内の窃盗事件の調査と保護者への連絡
Q08　学内の窃盗事件と損害賠償
Q09　グラウンドでの負傷に対する学校の責任
Q10　高校生の部活動中の事故
Q11　生徒の海外研修中の事故
Q12　体育活動中の事故を防ぐための対策
Q13　インターネット上に犯行予告への対応
Q14　保護者が学費を支払う法的義務の有無
Q15　奨学金の返済に関する卒業生・保護者への対応
Q16　入試問題の公開と著作権
Q17　学校図書館でのCD ／ DVD の視聴と著作権
Q18　インターネットでダウンロードした画像等の教材使用
Q19　大学部活動における学校の安全配慮義務
Q20　学内に放置された物の処分
Q21　信教の自由とサークル公認
Q22　学生の暴行事件とマスコミ対応
Q23　授業妨害を繰り返す発達障害の生徒への対応
Q24　大学生の退学処分における妥当性
Q25　薬物事犯の学生の懲戒処分
Q26　学生の退学処分の留意点
Q27　学則の有効性
Q28　学生の体に不自然な打撲痕があった際の対応
Q29　教育実習先での事故と大学の責任
Q30　障害者差別解消法における特別な配慮義務
Q31　内定取消における就職課の対応
Q32　内定辞退の迷惑料請求に応じるべきか
Q33　学生の個人情報の提供
Q34　学生がレポートの返還を求めた際の対応
Q35　学生が個人情報の削除要請を行った際の対応
Q36　修士論文を図書館に保管し閲覧等させる際の留意点
Q37　学校のHP に生徒情報を掲載する際の留意点
Q38　学校のパンフレットに学生の写真を載せる際の留意点
Q39　インターネット上の無断写真掲載への対応
Q40　受験料の返還義務
Q41　弁護士会からの照会書への対応

<b>第２章　教職員の問題を解決するQ&A</b>
Q42　クレームが多発している教員の解雇
Q43　試用期間中の教職員の解雇
Q44　学校に批判を繰り返す教員の処分
Q45　インターネット上の誹謗中傷に対する法的措置
Q46　欠勤が続く教員への対応
Q47　無断欠勤が続く教職員への対応
Q48　うつ病で休職している教職員の復職
Q49　野球部部長が結んだ契約代金の支払い
Q50　弁護士を同席させることの可否
Q51　教職員組合からの要求に応じる義務
Q52　複数の教職員組合への対応
Q53　教職員組合のビラの配布の可否
Q54　組合活動を理由とした有給申請への対応
Q55　大学の研究成果と出版物の著作権
Q56　大学の研究成果と特許権
Q57　大学教員への留学費用の返還要求
Q58　大学教員のセクシュアル・ハラスメント
Q59　大学教員の暴言によるアカデミック・ハラスメント
Q60　大学教員の指導放棄等によるアカデミック・ハラスメント

<b>第Ⅱ部　管理運営・マネジメント編</b>
<b>第３章　雇用・勤務の問題を解決するQ&A</b>
Q61　就業規則の見直しの観点
Q62　教員の長時間勤務の見直しの観点
Q63　労働組合がない学校の36 協定の締結
Q64　労働契約法改正と無期雇用への転換
Q65　無期転換権との付き合い方
Q66　無期転換権の発生が10 年後となる場合
Q67　コマ数の削減と給与の減額
Q68　「みなし残業手当」の扱い
Q69　特別講師の給料の支払い先
Q70　振替休日における割増分の支払い
Q71　時間外勤務手当の支払い義務
Q72　効果的な変形労働時間制
Q73　修学旅行における出張手当と時間外手当
Q74　出張における移動時間の算定
Q75　休日労働の範囲

第４章　法人の設置認可等を解決するQ&A
Q76　学校を所管する機関と権限
Q77　理事長の取引と手続き
Q78　学校法人の合併と手続き
Q79　大学の広域キャンパスの設置
Q80　外国における系列校の開設
Q81　学校の譲渡