マイナビおすすめナビで紹介されました - 2024.08.30
電子書籍
科学のカタチ (電子書籍)
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ケムシとチョウ、ウジムシとハエが
同じ生き物だというのはヘンではないですか? ―養老孟司
生命のしくみを突き詰めれば突き詰めるほど
全体が見えなくなってくる ―養老孟司
五量体は実は「六量体」だった! 奇跡としか思えない。
神様が設計したとしたら、相当マメな神様だ ―宮崎徹
新しい薬をつくるには、固定観念の壁を打ち破らなければならない。 ―宮崎徹
ネコやヒトを救うAIMを発見し、創薬に向けた研究を加速している宮崎徹氏が、鎌倉に住む恩師・養老孟司氏を訪問する中で語り合われる「科学のカタチ」。
同じ生き物だというのはヘンではないですか? ―養老孟司
生命のしくみを突き詰めれば突き詰めるほど
全体が見えなくなってくる ―養老孟司
五量体は実は「六量体」だった! 奇跡としか思えない。
神様が設計したとしたら、相当マメな神様だ ―宮崎徹
新しい薬をつくるには、固定観念の壁を打ち破らなければならない。 ―宮崎徹
ネコやヒトを救うAIMを発見し、創薬に向けた研究を加速している宮崎徹氏が、鎌倉に住む恩師・養老孟司氏を訪問する中で語り合われる「科学のカタチ」。
はじめに(宮崎徹)
─本書成立の裏舞台①
第1話─ 於 鎌倉 養老邸 2021年3月
いにしえの「死」をいだく街、鎌倉
いつもいた「まる」との別れ
二人の獣医師との出会いから、ネコの体の「ごみ掃除」を研究
なぜか哺乳類のうちネコ科だけにはAIMがはたらかない
生命のしくみを突き詰めるほど全体像が見えなくなる
「老化は病気」ならば、治療・予防で「百寿」を得られる
ぎゅうぎゅう詰め社会で立ち話さえしなくなった日本の研究者
これまでと異なる研究アプローチを唱えると嫌がられる
飲み屋での話し合いのほうがよほど勉強になった
教科書に描かれていた「正五角形」は「いびつな五角形」だった
幼虫・蛹・成虫で姿を一変させるチョウは「共生の産物」だったのかもしれない
─本書成立の裏舞台②
第2話─ 於 鎌倉 養老邸 2021年5月
新型コロナワクチン接種は「壮大な実験」
専門家でないからこそ「ご破算で」ができる
科学者と政治家の感染症対策会議は「バベルの塔」みたいなもの
幼虫は幼虫としての一生を終えているのに……
成虫にならず、幼虫のまま成熟して生殖しだす昆虫も
なぜ、完全変態しなければならなくなったのか……
昆虫のゲノム解析は、体が硬くてことのほかたいへん
ゲノムを読めても「ネコがなぜいなくなるか」はわからない
研究者のコミュニティでも「煮詰まり」感が
感情のように「n=1」にしかなりえないような研究対象もある
人間がクラシック音楽を「美しい」と感じる過程は……
「a=b」をすべての子が納得できるわけではない
『バカの壁』もAIMも、すんなり受け入れてくれる
─本書成立の裏舞台③
第3話─ 於 東銀座 時事通信社 2021年11月
AIM研究への寄付金、2億円を超える
幼虫・蛹・成虫でゲノム構造が異なっている点が多々あった
「なぜ完全変態しなければならなかったのか」という謎は残る
孵化した幼虫がすでに巨大なセンチコガネなどの甲虫類
前に進むには固定観念を打ち破らなければならない
研究者への憧れが薄れゆくなかでの科学研究の継承
有望な医学生が、疲れたお医者さんになってしまう
「なにも縛られない」ことに悩みをもつ子もいる
情報過多が若い人のモチベーションを失くす
研究は「芸事」、身体を動かして学ぶ機会を
ランダムさには階層があり、自分の感覚と合えば心地いい
システム化しようとする分、無秩序も生じてしまっている
巻末レポート─ 養老先生へのご報告
ショウジョウバエにおける幼虫・蛹・成虫でのゲノム変化解析(宮崎徹)
おわりに(養老孟司)
─本書成立の裏舞台①
第1話─ 於 鎌倉 養老邸 2021年3月
いにしえの「死」をいだく街、鎌倉
いつもいた「まる」との別れ
二人の獣医師との出会いから、ネコの体の「ごみ掃除」を研究
なぜか哺乳類のうちネコ科だけにはAIMがはたらかない
生命のしくみを突き詰めるほど全体像が見えなくなる
「老化は病気」ならば、治療・予防で「百寿」を得られる
ぎゅうぎゅう詰め社会で立ち話さえしなくなった日本の研究者
これまでと異なる研究アプローチを唱えると嫌がられる
飲み屋での話し合いのほうがよほど勉強になった
教科書に描かれていた「正五角形」は「いびつな五角形」だった
幼虫・蛹・成虫で姿を一変させるチョウは「共生の産物」だったのかもしれない
─本書成立の裏舞台②
第2話─ 於 鎌倉 養老邸 2021年5月
新型コロナワクチン接種は「壮大な実験」
専門家でないからこそ「ご破算で」ができる
科学者と政治家の感染症対策会議は「バベルの塔」みたいなもの
幼虫は幼虫としての一生を終えているのに……
成虫にならず、幼虫のまま成熟して生殖しだす昆虫も
なぜ、完全変態しなければならなくなったのか……
昆虫のゲノム解析は、体が硬くてことのほかたいへん
ゲノムを読めても「ネコがなぜいなくなるか」はわからない
研究者のコミュニティでも「煮詰まり」感が
感情のように「n=1」にしかなりえないような研究対象もある
人間がクラシック音楽を「美しい」と感じる過程は……
「a=b」をすべての子が納得できるわけではない
『バカの壁』もAIMも、すんなり受け入れてくれる
─本書成立の裏舞台③
第3話─ 於 東銀座 時事通信社 2021年11月
AIM研究への寄付金、2億円を超える
幼虫・蛹・成虫でゲノム構造が異なっている点が多々あった
「なぜ完全変態しなければならなかったのか」という謎は残る
孵化した幼虫がすでに巨大なセンチコガネなどの甲虫類
前に進むには固定観念を打ち破らなければならない
研究者への憧れが薄れゆくなかでの科学研究の継承
有望な医学生が、疲れたお医者さんになってしまう
「なにも縛られない」ことに悩みをもつ子もいる
情報過多が若い人のモチベーションを失くす
研究は「芸事」、身体を動かして学ぶ機会を
ランダムさには階層があり、自分の感覚と合えば心地いい
システム化しようとする分、無秩序も生じてしまっている
巻末レポート─ 養老先生へのご報告
ショウジョウバエにおける幼虫・蛹・成虫でのゲノム変化解析(宮崎徹)
おわりに(養老孟司)